biwa & maru & neet.

猫二匹と無職が織り成す無為無為な日々

鶴瓶師匠の「チマタの噺」

お題「楽しみにしているテレビ番組」

毎週見ている、鶴瓶師匠の「チマタの噺」。

今回は古田新太さんがゲストで、ふたりの呑兵衛会話がまた面白い。

そして何といっても、やっぱり出てくる関ジャニ∞の話題。

新太さんは関ジャムMCだし、鶴瓶師匠も関ジャニ∞とは親交が深くて、メンバーとは個人個人と飲みに行くほどらしい。

そんな二人の口から語られる彼らの話。

内情を知っている二人からすると、「ジャニーズから放ったらかしにされてたアイドル」というのは最早共通認識であるようだ。

他のジャニーズとはやっぱり何処か違う、というのは私も感じる部分なので、二人がそれを口にしていると何だか嬉しい。

それは別に優れているとか劣っているとかそういうことではなく、ただ、「違う」。

放ったらかされて辛酸を舐めて挫折して、そうして這い上がってきた人は、何処かが違う。

そういう意味では、生田斗真もまた嵐から外されるという挫折を経て驚くほど魅力的に化けた俳優だ。
生田斗真もまた、「ジャニーズという感じがしない」とTVや雑誌で監督や共演者から言われているのを散見する。
彼の演技には、独特の「陰」がある。深く、艶めいて、重たく、濃厚な陰。それが彼の表現力を強めているように思う。

それはつまり、こういうことなのだと思う。

 「「負けたことがある」というのがいつか 大きな財産になる」

 

スラムダンク 第276話「湘北高校バスケットボール部」より引用

 

自分を守ってくれる壁のない場所で、力を尽くして勝負して、負けたことがある。

それはみじめで、つらくて、きつい。

けれど、表現者として不可欠なものがそこにはあるんだろう。

欲しくて堪らないものが与えられずに、他人を妬んだり、自分の力不足にのたうち回ったりしたことがあるかどうか。

それでも弛まずやり続けている人だけが手に入れられるものがあるのだと思う。

 

【小説】氷菓【感想】

お題「一気読みした本」

 一気読みしたのも、過去も過去。

過去にアニメ化、最近では実写映画化と話題のこの作品に出会ったのは、13年前のこと。

米澤穂信先生の作品の中で、最初に読んだのがこの「氷菓」だった。

 

それまで私のまわりのミステリと言えば、時刻表が云々か、もしくは「新本格」と呼ばれるもの。どちらにしてもばんばか人が死ぬ。
何も、それが嫌だったわけではない(時刻表云々には興味がないが)。

けれど、ミステリといえば人が死ぬ、という先入観を持っていた身からすると、氷菓はいかにも新鮮な作品だった。

何しろ、死なない。

事件性もない。

色で言うなら、通常のミステリは黒だけれど、氷菓はまさしく淡いソーダ色だ。

淡々とした省エネ主義の目線で描かれる日常の謎に、私はたちまち夢中になった。

元より厚いとは言えない文庫本だ。一気に読んで、そして最後「あっ…」と言わされて、余韻をかみしめて、もう一度読んだ。

 

それから米澤穂信先生の作品は常に一気読みだ。

いや、正確には一気読みは本当はしたくない。勿体ないからだ。この面白くてたまらない魅力的な読み物を、もっと長く楽しんでいたい。最後の瞬間までの快感をもっと味わっていたい。

しかしながら、やはり読み進めることをやめられないのだ。

面白い小説というのは、まことに罪であると私は思う。

 

関ジャニ∞の持ち味とは「総合力」なのではないか

関ジャニ∞

言わずと知れたジャニーズ事務所のアイドルグループで、2002年に結成しつつもCDを出してもらえたのはその2年後という若干放置され気味にデビューした7人組です。

(※デビュー当時は8人だったが1人途中で脱退)

 

私は彼らの大ファンで、若干お布施的にファンクラブなど入っているほどなのだけど、

彼らの何がいいといって、ずばり「総合力」だ。

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無職な私の休日の過ごし方

今週のお題「休日の過ごし方」。

といっても、無職な私にとっては毎日が休日。毎日が夏休み

そんな私の過ごし方は、ずばり猫。

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この写真の枇杷は何だか物凄くもったりしているけど、いつもはもっときゅるんとしています。

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枇杷とマル

私の家には二匹の猫がいる。

枇杷(びわ)と、マルだ。

両方とも三毛猫、道端で保護された猫で、現在4才と2才。

 枇杷と、
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マル。
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 ふたりとも、とびきりのかわいこちゃんである(と思っている)。

 

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【映画】予告犯【感想】

今日は、映画「予告犯」(2015年6月6日公開)について。

あらすじ

警視庁のネット犯罪の対策部署として設立されたサイバー犯罪対策課。ある日、動画サイトYOURTUBEに、新聞紙を頭に被った男が、某食品加工会社に放火の予告をしている動画が発見される。その後も幾度となく犯罪予告を繰り返す男。警視庁はこの男を“新聞男”と名付ける。サイバー犯罪対策課は新聞男は複数犯であると睨み、新聞男らの正体や動機を探るべく本腰を入れて調査を始めるようになる。

予告犯 - Wikipedia 

 

この映画が、世間的にどういう評価を得ているのか私にはわからない。

有名俳優が出演しているけれど、内容の過激さや、如何にも模倣犯を呼びそうにも思える内容からして、一般受けはしないような気もしている。恋愛要素は一粒ほどしかないし。

けれど、この映画は、私にとって忘れられない作品となった。

切なく、美しく、苦しく、眩しい、そんな映画だったように思う。

 

続きからはがっつりとネタバレするので、ご注意を。

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はじめまして、無職です。

はてなブログを開設して、初めての記事を書いています。

どうもはじめまして、あんこと申します。

アクセス解析を見たところ、今の時点で見ている人はゼロですが、どうもどうも、どうぞよろしく。

 

取り急ぎわたしはどんな人間かというと、

都内在住、ひとりと二匹暮らし、三十代の完全無職です。

 

一応、都内の専門学校を卒業して十年ほどは働いていました。
何となくPCを触るのが好きだったことと、結婚願望がなかったことから、
まあまあ手に職でもつけようかと、システム開発会社に就職したのです。

が、自分に適性があるかといえばまったくなく、
やる気と気合でガンガンいこうぜ戦法が利かなくなった頃に、
そのツケはやってきました。

ツケの内容はわりとよくある抑うつ状態だったり自律神経なんちゃらであったりしたので割愛。

そこからは、半年休職したり、復職したり、退職したり、派遣で働いてみたりと、
何だかんだ半年くらいのスパンで繰り返してきたのですが、それでも一応、
心には常に「働かなくては」という思いがありました。

しかしながら、「今度こそは腰を据えて働こう」と吟味に吟味を重ねて
今年の春に就職した会社が、蓋を開けたら究極のドブ川ブラック企業であった為に、
ついに決意しました。

 

もう、二度と働くまい!と。

 

というわけで、三カ月でその会社を退職し、現在は完全な無職です。

ちょこちょこと株を売り買いして小金を稼ぎつつ、
ねこと戯れるばかりの日々を送っております。

勿論、株で完全に食べていけているわけでもないので、いつかはまた働かなければいけない日が来るのだろうとは思っていますが、今のところ働く気はまったくなく。
出来ればこのまま、一生無職でいたい、そして猫と戯れるだけの人生を送りたい次第です。