biwa & maru & neet.

猫二匹と無職が織り成す無為無為な日々

関ジャニ∞の持ち味とは「総合力」なのではないか

関ジャニ∞

言わずと知れたジャニーズ事務所のアイドルグループで、2002年に結成しつつもCDを出してもらえたのはその2年後という若干放置され気味にデビューした7人組です。

(※デビュー当時は8人だったが1人途中で脱退)

 

私は彼らの大ファンで、若干お布施的にファンクラブなど入っているほどなのだけど、

彼らの何がいいといって、ずばり「総合力」だ。

 

彼らは今でこそ、全国放送でも冠番組を週に3つ、関西テレビでのものを入れれば4つ持つ人気アイドルグループだ。

けれども、デビューからしばらくは1000人規模の会場も埋まらないような、知名度のないグループだった。

東京のようにレッスン体制も整っていない関西ジャニーズJrの中から飛び出してきた彼らは、歌もダンスも、それぞれのレベルがてんでばらばら。東京のジャニーズのように、「全てのジャンルをある程度のレベル修めている」という状態ではないのだ。

強すぎるでこぼこの個性と、粗削りな野心と、そして「この仲間と絶対に成功するんだ」という覚悟を持って、彼らはやってきた。

また、彼らに対するプロモーションもいささか「大阪」、そこから連想される「ひょうきん」「こてこて」などを前面に押し出し過ぎた、私から見れば「失敗」だったように思う。

 

けれども今、それでもここに来て彼らは、そのおかしなプロモーションの失敗からも抜け出て、あまりにもでこぼこに尖っていた個性もそれぞれを補い合う形に変えて、どうにも見ていて心地よいグループへと成長した。

彼らが一緒にいる姿を見ると、私は何だかとても心和らぎ、愉快な気持ちになる。

それはきっと、彼らひとりひとりがてんでばらばらのことを得意としながら、それぞれの得意分野も苦手分野もお互いに受け容れ、信頼し合っているからなのではないか。

そういう環境に、私が憧れているからなのではないか。

それぞれに足りない部分があっても、互いに補い合っていく「総合力」。

全員が全てそれなりに出来るメンバーでは為し得ない関係性。

そういう関ジャニ∞が、私は大好きなのだ。